日本庭園協会賞

受賞理由
田中泰阿弥研究会の中核として造園界の先覚者を顕彰する活動を成功させた業績と、一連の活動を通して支部内に探究心を呼びおこし活力を生んだ成果が認められてのもの。
プロフィール
1951年(昭和26)新潟市生まれ。県立新潟工業高校建築科を卒業後、地元設計事務所に勤務。昭和48年にフリーとなり建築設計活動を開始、現在に至る。
新潟県支部所属。建築家として活躍する一方、庭園についても強い関心を持ち、特に柏崎出身の田中泰阿弥の建築・作庭と多岐にわたる活躍に感動を覚え、支部内に「田中泰阿弥研究会」を設立。幹事として積極的に泰阿弥の足跡を追い、文献資料の整理、作品の実測をリードした。平成11年に北方文化博物館、平成17年には新津美術館でそれぞれ「田中泰阿弥展」を開催した。
- 新潟県支部員による泰阿弥作品の実測風景
- 新潟県支部員による泰阿弥作品の実測風景
略歴等
- 掲載誌
- 田中泰阿弥と慈照寺庭園(1)昭和の庭匠 : 田中泰阿弥
( 「同仁」 2(8), 20-23, 2013年9月号)
田中泰阿弥と慈照寺庭園(2)泰阿弥と洗月和尚について
(「同仁」 2(9), 22-25, 2014年3月号)