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第9回日本庭園協会賞 後藤幸雄

プロフィール

 昭和25年3月1日函館市生まれ。西日本短期大学造園科を卒業後、後藤造園を継承。国営武蔵丘陵森林公園にて開催された本協会主催の伝統庭園技塾に参加し、その経験を函館および近郊の造園業者に伝え、熱海市上多賀での開催時には北海道から多くの参加者をみた。
 その後、技塾受講者が中心となり平成16年北海道南支部を設立し初代支部長を務め、北海道で初めての伝統庭園技塾を、「静寂の里」で開催した。出身学校が南国であることもあり植栽樹木に関しての知識は広く、道外から持ち込まれる樹種についても寒冷地に即した工夫を重ねるなど雪国の厳しい気候・風土に適合する庭園を探求し続けつつ後進の指導にも貢献している。
 書物や映像での知識だけに頼らず自ら出向いて体験するという好奇心と行動力は、後に続く支部会員にも受け継がれている。

後藤幸雄作品
自然樹形の落葉樹を多く植栽した函館の沖野邸
後藤幸雄作品
厳しい自然環境の中でも水の流れは心を鎮める
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