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日本庭園協会賞

第12回日本庭園協会賞 審査員特別賞 内山 貞文

受賞理由

 ポートランドの内山貞文氏のポートランド日本庭園は、周りの環境を取り入れ、 自然の山肌をそのまま残し、ブリッジで観客を導入する手法は、建築、庭とをバランス良く存在させ、 融合させ、素晴らしい景観として成立し、周囲のロケーションと三位一体の風景が生まれた。 また、海外の地で、日本とは格段の厳しい条件や制約の伴う中、 長年にわたり日本の庭園文化を広めていくご苦労に敬意を表する意味も込めての授与である。

プロフィール

ポートランド日本庭園ガーデンキュレーターとして庭園を統括。福岡県出身。 西日本短期大学造園科卒業。青年海外協力隊(タンザニア1979〜1981) 国際協力事業団専門家(イエメン1984〜1986)を経て1988年渡米。 イリノイ大学芸術学部造園学科卒業、同大学院修了。 日本庭園の技術と欧米のランドスケープアーキテクトとしてのトレーニングを融合、 個人庭園から公共緑化と幅広い文化で活動。代表作は、シカゴ市ジャクソンパーク、 デンバー植物園やデューク大学内の日本庭園など。 北米日本庭園協会(NAJGA)の構想・設立発起人。 2010年からアメリカ各地で、商業施設、個人住宅など、隈研吾氏とコラボレーション。 アメリカをベースとして講演・執筆活動。公共日本庭園や大学にて造園設計・施工指導を行っている。

内山貞文作品
拡張施設の玄関口「エントランスブリッジ」
内山貞文作品
雨戸を開け放ったビレッジ本館
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